隗より始めよ
一部を除き聞いたこともない。まずは隗より始めよ!ということかと思うのだ。
神職階位検定試験は万民に等しく平等な試験であります。主に神職子弟など社家の後継を対象とした講習会も思った以上に平等であります。とはいえ、このような時節では本来の開講目的に沿うことはしょうがないことであります。氏神神社の宮司先生が許可をくれ、支部長宮司さんひいては県の神社庁長さんにもお願いしていただけたのですが・・・2年続けて受講は叶わないことになりました。情報が少ないことも原因ではありますが、後でわかった開講場所でもこの時節的問題で受講は叶わないようでした。某京都では障害があるものは申し込むな・・・くらいの雰囲気ですしおすし(笑)
でありますので、無謀にも階位検定試験を受験することも思い立ったのであります。検定試験では権正階と下から二番目の階位から受験できます。面白いのは三番目の正階という階位は二番目の階位を持っていなければ受験できませんが、その上の明階は権正階と同じく高卒以上が受験資格です。当然上位階位に行くほど内容は多く難しくなります。が、一度合格点に達した科目は終身再受験では受験する必要がないのです。税理士試験と同じですね。わたしが受験するのは権正階ですが、11科目と口述試験があります。うち規則や法律関係など数科目は指定参考書の披見が可能です。また、国史はいわゆる日本史だし、国文は(権正階では)大学受験程度の現代国語・・・高校現代国語ですね。そして倫理(道徳)という科目は教育勅語など狭い範囲からの出題になるようです。神職に最も必要な祝詞が一番の問題です。
指定参考書は結構難解です。ということで、よくわかる祝詞読本(瓜生中氏著)から始めることにしました。祝詞、特に自分で祝詞を作る作文はハードです。さて、ガンバロ♪